花のれん

花のれん (新潮文庫)

落語のようなストーリーだ。
呉服屋の商売がなりたたず、寄席通いの趣味を生かした寄席の経営を始める夫であったが、寄席がうまく行くと妾宅でポックリと逝ってしまう。その後の寄席を女将が経営してゆく話です。大阪が舞台だが、どこか大阪の女性の頑張りとは違うような、そんな話です。
軽快で楽しく読むことができました。
主人公も含めて5人も死んでしまう。たかだか、300ページなのに。。。

花のれん (新潮文庫)

花のれん (新潮文庫)