花のれん
落語のようなストーリーだ。
呉服屋の商売がなりたたず、寄席通いの趣味を生かした寄席の経営を始める夫であったが、寄席がうまく行くと妾宅でポックリと逝ってしまう。その後の寄席を女将が経営してゆく話です。大阪が舞台だが、どこか大阪の女性の頑張りとは違うような、そんな話です。
軽快で楽しく読むことができました。
主人公も含めて5人も死んでしまう。たかだか、300ページなのに。。。
- 作者: 山崎豊子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1961/08/17
- メディア: 文庫
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