日本ではこの手の話は少なかったんじゃないかな?「ホビットの冒険」、「ロードオブザリング」などの日本版のように感じられた。古くは、E.R.バロースの「火星物語火星のプリンセス―合本版・火星シリーズ〈第1集〉 (創元SF文庫)」も思い出させる書でした。
亘(わたる)少年が、母親の、自分の今を変えてほしいと、女神様にお願いするために幻界(ビジョン)と呼ばれる世界に旅に出かける。あとは、RPGのようなストーリ展開で頼りなかった少年がたくましくなってゆく、そんな物語です。映画は見ていないけど、子供と一緒にみると楽しめそうだ。
ちょうど、長男が亘ると同世代で、我が頼りない長男、主人公が重なり一気に読むことができた。息子にも読ませたいが、文庫版はルビが少なくちょっと難しいと思う。角川スニーカー文庫版がルビが多くて読みやすそうである。

ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)

ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)

はまぞうで検索すると、本以外にも、フィギュア、DSのゲームなどいろいろ見つかった。
宮部みゆきの1ジャンルになるのかな、ちょっと本道からは外れているように感じた。


ふと、[藤原 審爾]がなつかしくなった。ブックオフさんには置いてないんですよね。